さあ、入門編の最後です。

多くの一次試験で実施される論文試験。

論文試験には2種類あります。
ほとんどの試験で実施される、小論文試験。これは、行政課題や時事問題、またはあなた自身の
問題について論述していくものです。
たとえば、警察官なら、理想の警察官像。消防なら、いかにして大地震から住民を守るか。
市役所なら、商店街の復興策についてあなたの考えを述べなさい、など。

もう1つの論文試験は、専門論文です。
行政職であれば、憲法、民法、行政法、政治学、社会学、経済原論、財政学などの科目から
1問選び論述していきます。

憲法なら、法の下の平等について述べなさい。民法なら債権者取消権について説明しなさい。
といった、内容です。

都庁や特別区を受験するなら、非常に論文試験の採点比重が高いようなので、他の試験受験者
よりも多くの準備をしておく必要があります。

準備対策

小論文では、大きく2種類のことをしておくことです。まずは、。私シリーズ。私の夢とか、
私の課題とか、私にかかわることを事前にまとめておくことです。公務員試験という観点から
志望動機と絡めて準備しておけば、面接対策になり一石二鳥です。

もう1つが、時事問題がからんだ行政課題をまとめておくことです。といっても、新聞をま
とめたり、イミダスなどからまとめていくのはたいへんです。公務員試験用の本があるので、
それをたたき台にしてまとめていけばよいです。
たとえば、ユビキダス社会と行政手続とか、過疎化対策、土地問題、放置自転車問題、少子化問題、

高齢化問題、などです。まずは20個ほど対策をし、少しずつ幅を広げていきましょう。


論文試験や面接でまずってしまえば、せっかくの1次試験の点数が台無しです。
ここは、落ちない答案、守りの答案が書けるように、最小限の準備をまずは行い、
それから毎日少しずつ、厚みをつけていきましょう。

今回で入門編は終了です。
次回からは、アドバンス編に移っていきます。
第1回は、受験準備について書いていきます(7回の連載を予定しています)。


いまむらじゅんぺい



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