東京23特別区最終合格
裁判所事務官脅鐺鷦ー退
国家脅鐺鷦ー退

T・I
3年間のフリーター生活からの脱出

<公務員を目指した理由>
私が公務員を目指した理由は二つありました。一つは、サービス業がやりたかったということです。
様々なサービス業の中の一つの候補として、公務員がありました。
二つ目の理由は、労働関係の仕事をしたかったということです。この二つの仕事ができるものを探した結果、公務員に行き着いたわけです。公務員試験の受験を決めた当時、私は職歴なしの25歳でした。大学を卒業してからの3年間、フリーターとして不安定な毎日を送っていたため、どうにかしてまともな職業に就きたいと考えていました。そして、自分と同じような境遇の人たちをなんとかしたいと思い、公務員を目指すことにしました。

<勉強方法として通信を選んだ理由>
まず、25歳という年齢であり、2年も3年も受験勉強を続けるわけにもいかなかったので、最短で合格できるように、予備校を利用して効率よく勉強しようと考えました。しかし、予備校まで通うと交通費だけで相当な金額になるので、通学は不可能でした。このような金銭的な理由で、通信を選択することになりました。
通信では挫折する人が多いのではないかと考える方がいるかもしれませんが、私は大学入試のときにもビデオの講義を受けて勉強しており、それで結果を出すことができていたため、全く抵抗はありませんでした。まず、通信だからどうとかいう、先入観を持たないことが重要だと思います。やり始めれば、案外できるものです。

<EYEを選んだ理由>
EYEについては、合格率がかなり高いという噂は聞いていました。そして、いくつかの予備校の資料を取り寄せて検討した結果、通信ではEYEがダントツで安かったこと、そのときに申し込めば受講料が割引になったことなどに魅かれ、EYEを選ぶことにしました。

<各科目の勉強方法>
各科目の勉強方法はEYEで説明を受けた通りに進めていけば、まず問題ないと思います。とりあえず一例として、私の勉強方法と、やっておけばよかったと思ったことなどを書いておきます。

数的処理
数的処理は講義を受けたら、その部分について問題を解く。これの繰り返しです。私はほぼ毎朝、数的処理の問題を解いていました。解いた問題数はまちまちでした。
EYEの書籍のほかに使った参考書は、「判断推理の新兵器」「数的推理の大革命」「資料解釈の最前線」の3冊です。講義を受けたらすぐに使った方がいいと思います。

憲法
憲法は講義を受けたらテキストを読み、過去問を解くことの繰り返しでした。択一はこれだけで十分です。EYEの書籍のほか「新スーパー過去問ゼミ」を使いました。
憲法論文は、択一の講義と並行してやった方がいいと思います。参考書は「GUTS専門記述憲法」と、岩波書店から出ている「憲法」(芦部信喜)を使いました。講義を受けたところから読んでいきましょう。

経済原論
講義を受けて問題を解くことの繰り返しです。強引に覚えながらやるのが手っ取り早いでしょう。何度も問題を解くうちに、理解できるようになるものもあると思います。詳しく知ろうとするのは時間の無駄なので、よっぽど暇でない限りやめましょう。
もちろん、経済原論は取っ付きにくく、計算もあるので私もはじめのうちは苦労しました。それでもあきらめずに続けることによってできるようになるので、根気よく勉強を続けてください。

民法
民法は講義を受けて過去問を解いていけば大丈夫です。EYEの書籍以外は使用しませんでした。
民法は広く浅く勉強するのが効率的だと思います。興味がわいたからといって、深入りするのはやめましょう。

教養(人文科学)
講義を受けて過去問を解きました。できるだけ多くの過去問を解き、解きながら覚えていくのが効率的だと思います。過去問も何冊かやった方がいいと思います。私はEYEの書籍以外に「新スーパー過去問ゼミ」を使いましたが、もっと問題数の多い過去問の方がいいかもしれません。また、「光速マスター人文科学」を使うのもいいと思います。

教養(社会科学)
専門科目の勉強をしていれば、何もやる必要はありません。

教養(自然科学)
講義を受け、EYEの過去問を解くだけでした。物理と化学はいちおう勉強はしてみましたが、試験当日には完全に忘れていました。生物と地学はいくらかはできるようになりました。
私立文系の人間には厳しい科目ですが、全部捨てるのではなく、なんとかわかる部分だけはやっておいた方がいいと思います。

財政学
講義を受けて過去問を解きました。「新スーパー過去問ゼミ」を使うといいと思いますが、毎年改訂されるので、新たに改訂されたものを買うようにしましょう。古いものを買ってしまうと、とても悲しいです。

行政法
講義を受けて過去問を解くことの繰り返しです。EYEの書籍のほかには「新スーパー過去問ゼミ」を使いました。

行政系科目
講義を受けて、EYEの過去問を解きました。その他の参考書としては「行政5科目まるごとパスワード」と「行政5科目まるごとインストール」が役に立ちました。

労働法
講義を受け、過去問を解くことの繰り返しです。過去問は「新スーパー過去問ゼミ」の国気範基の問題以外をやりました。地方上級の問題は難しくないので、難易度の高い問題は避けましょう。

刑法
試験の3週間前に講義を受けはじめ、「新スーパー過去問ゼミ」をやりましたが、裁事の試験は10問中2問しかできませんでした。やるなら早いうちに始めましょう。

面接対策
面接対策としては、EYEのホームルームで言われたことをしたり、面接対策の参考書を読んだり、志望していた県庁や役場に行き、基本計画のようなものが載っている本を購入したりしました。また、特別区が第一志望だったので、「特別区職員ハンドブック」を東京区政会館で購入しました。
講義では、面接対策は遅くとも2月中に終わらせておきましょうという話が出ていたので、早いうちから自分で面接カードを書いてみたり、自己分析してみたりしておいた方がいいと思います。私は、自分で書いた面接カードや典型質問例に対する答えを、担任の法島先生に何度も添削していただきました。
また、模擬面接は1度だけ受けました。模擬面接は何度も受けても、あまり意味がないと思います。模擬面接を受ける前に、自分で何度もイメージトレーニングをしたり、質問に答えているときの声を録音して話し方を直したりするなど、準備を万全にしておく必要があります。そして、その最終確認として、模擬面接を受けるようにするのがよいと思います。

<これから公務員を目指す方へ>
私は職歴なしの25歳でした。この経歴では、いくらアルバイトをしていても、ニート扱いされます。これに対する悔しさがうまく働いたため、1年で受かることができたのだと思います。
受かっている人を見て「自分も受かるはず」と思う人もいれば、「自分には無理だ」と思う人もいるでしょう。後者のような人であれば、金と時間の無駄ですから、試験の勉強なんてやめた方がいいと思います。前者のような人であれば、あとは効率よく試験の準備をするだけです。所謂「高齢者」と呼ばれる年齢の方々は、若年者よりも多くの経験を積んでいるでしょうから、その経験を面接官に伝えられるよう、頑張ってください