学院長のコラム2
今回はホスピタリテイ(おもてなし)について書きます。


大手からEYEへ移ってくる受講生の皆さんは、口々に言います。

大手では入学してからは、ほおりっぱなし。放置に近い。

大手では質問がぜんぜんできませんでした。

(あくまでもこの人たちだけの感想かもしれませんが・・・)


私は、自分が公務員予備校を立ち上げるなら、設立趣旨は、「ホスピタリテイ」
にしようと思っていました。

だって、大手にはそのころホスピタリテイなどという視点はなかったからです。

ですから、受講生の方が3ヶ月で半分に減ったって、すでに受講料はもらっているし、
分割払いも原則とめれないのでおかまいなし。いやそれよりも、いなくなってくれると、
サービスしなくてすむ、教室が小さくてすむと考えるほどでした。

そこで、私が公務員試験のEYEを「受講生第一主義」を掲げて創業すると
バカにしてきました。

・素人商売が。受講生を大事にしたら、費用がかかって仕方がないじゃないか。

・入学した受講生が仲良くなって文句でも言ってきたらどうするんだ。

・1年以内につぶしてやる(もう11年たっていますけど・・・)
といったところでした。

やはり事業としてやるということはたいへんなことです。当初考えていないことが次々と起こりました。
それでもやってこられたのは、

受講生の方が年々増えたこと。

EYEを気に入ってくれた方が、オプション講義など追加受講をしてくれたこと。

そして、一番大きな力は、クチコミ。元受講生の方も現受講生の方も、二人に一人は
友人に薦めてくれるのです。


私たちのホスピタリテイは、
受講生の方に合格してもらうこと。

受講生第一主義というと、それって、顧客第一主義ってことでしょ。当たり前じゃないですか、って
言われることがあります。ちょっと違います。理由は2つあります。

1つ。私たちが優先していることは、受講生の皆さんの合格です。ですから、時にはきびしいアドバイスや忠告をさせていただきます。甘やかすという意味ではありません。

2つ。大手校では少なくてもEYEの創業時、ホスピタリテイを意識していた資格校はなかったと
思います。もともとホスピタリテイは、一流ホテルが先駆者。私も、ドラマ「ホテル」の中でその
言葉を知りました。学校だから予備校だから、そんなもの関係ない。先生だからいばっていていい。
質問なんてうけなくていい。1ヶ月に1回の質問日で十分。???

EYEが先駆者になって、いま、予備校や資格校の中にもホスピタリテイを意識してきた経営者が
増えてきました。でもまだまだ不十分です。もっと、伝えないと。

□この文章をお読みになっている同業の経営者の皆さん。業界をもっと変えていきましょう。

□EYEスタッフの皆さん。どんどんホスピタリテイを進めていきましょう。

□受講生の皆さん。合格のためにホスピタリテイを生かしてください。

□他人へのホスピタリテイも大切です。その原点は・・・・・

    笑顔です。あいさつのときも、お礼を言うときも。面接のときも。どうやら、ホスピタリテイの原点も終点も笑顔のようですね。


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