X:いよいよ本試験シーズン突入ですね。


学院長:そうだね。いよいよ試験シーズン突入。今年は最高の年になりそうだね。

X:といいますと?

学院長:今年は採用人数が都心を中心に激増。理由は2つ。団塊世代の大量定年。
    もう1つは、大企業本社の大幅増益による都税収入の拡大。

X:民間に流れなくて良かったということですか。

学院長:2,3日前の日経にもあったとおり、バブル経済並みの雇用改善なのに、
    まだ、内定者は全体の3割。もらっている人は、3社からの内定だが
    もらってない人が7割。つまり、雇用のミスマッチは続いている。

X:企業はどういう人がほしいのですか。

学院長:一言で言えば利益を出せる人。
    競争に強くメンタルが太く、コミュニケーション能力が高い人。 

X:それってどうすればいいのですか


学院長:民間は天性でしょ。自己努力といっても学閥やコネ、性別、年齢は
    どうしようもないし。トークはなおさらです。100人に1人の選抜
    となると、公務員試験の面接の比ではない。

X:公務員なら面接はどうにかなりますか。

学院長:ああなるよ。保障する。

X:申し込み人数はどうなんですか。今年は。

学院長:国1は減ったけれど。地方は下げ止まった。昨年が受験者は底。
    今年は下げ止まり。来年は確実に増えだす。国1は天下り規制が
    あるので、わからないが、転勤が限定される、地方は人気拡大だ。

X:やはり転勤は避けたいですね。

学院長:君もそうか。若いときの転勤は知らない土地に行って楽しいかもしれない。
    でも40越すと、こたえる。まあ、自衛隊とか外務でなければ、外国へは
    あまりいかないから、まだいいと思うが。企業ならBRICsやVISTA
    に行く覚悟が必要。

X:あのBRICsはわかるのですが、VISTAってなんですか?

学院長:BRICsは去年の公務員試験に出たね。VISTAはBRICsに続く
    経済発展が予測される国々で、ベトナム、インドネシア、南アフリカ、
    トルコ、アルゼンチンの5カ国を言います。

X:これも試験に出ますか。

学院長:来年は危ない。

X:ところで、都庁・特別区は同じ1次試験日ですね。

学院長:そうそう。1類試験(上級・大卒程度)は同じ日になる。どちらかを受けに行く
    ことになるね。

X:どちらが受かりやすいのですか。

学院長:それはね。2つの理由から特別区。1つ目の理由は採用人数の多さ。
    もう1つは、問題難易度。
    ある科目の難易度が全く違うんだ。

X:何の科目ですか。

学院長:数的処理。

X:ということは数的処理を一所懸命やれということですか。都庁は。


学院長:そう思うでしょ。それが間違い。

X:(絶句)

学院長:こういうのが、情報戦争。これを知らないで、やれ都庁に受かりたいだの
    いっている人がいたら、会って教えてあげたいね。
    たくさんの情報より、こういう根幹の情報を役立てているかで合否が決まるん
    だ。まともな合格者なら絶対に教えてくれるはずだ。

X:その合格者はいまどこに?

学院長:4月1日から、都庁に勤務している。ちょっと遅かったね。

X:えっ?どうすればいいのですか。

学院長:君は来年受験だから大丈夫じゃないか。それに、僕の合格方法確立講義で
    それは教えているよ。

X:先生の著書のスピード合格法にもかいてありますか?

学院長:ああ、ちゃんと書いてあるよ。大事なことは根幹情報を完璧に理解して
    おくこと。

X:はい、わかりました。1年先を走られている今年の受験者の皆さん。
  試験頑張ってください。

  
学院長:1次の後は面接。完璧に指導していくので、EYEの人は1次合格したらすぐ    に電話! そうすればどうにかなる!