労働基準監督官とは・・・


元社会人、現社会人に人気のある職種です。
なぜか。
残業手当を払わない、タイムカードを違法に操作する 同僚が過労死した
労災が起きたが会社がもみ消した・・・

といった具合に、会社には隠しておきたいことがあったりするのですが、
そこで働いている従業員はたまったものではありません。

今の会社をやめて、そういった理不尽なこと、労働基準法やその他の法律に
反していることを正したい。

これはそういった会社で働いていたからこそ、問題意識として覚醒するのでしょう。
といったわけで、最近人気復活です。

労働基準監督官は、元社員や現社員による違法性の申告を契機にして、
当該会社の調査を開始します。
出勤簿、タイムカード、就業規則、36協定などを精査していきます。

また、労災が起きた工場に実際に出向き、機械などの安全性がきちんと管理されていたか
休憩はしっかりとれていたか、再発防止はできているか、などを調査、指導します。

非常に社会的意義のある仕事です。が、採用人数が少ないです。また、転勤は
全国規模です。

試験は難関です。受験層が非常に濃いということができます。

今日は以上です。次回は防衛庁2種について説明してみましょう。