11月からは今村塾も開催していきます。
先着制にするか抽選にするかは、前回の合格者座談会での指摘があり、
悩むところです。なお、今年より回数を2か3に減らすことにしました。
これも同座談会で指摘があり、チューターゼミに出ている人との実力伸長に
差があり、受講生同士の面接練習に後半はやや物足りなさを感じるという事でしたので。
代わりに私なりの応援ができないか、考えているところです。
さて、来年の受験は就職協定復活前の最後の年になるかもしれません。
みなさんもご存じのとおり、企業側、特に総合商社が就職活動の受付を
わずか2ヶ月間に集中するように財界に強く働き掛けています。
これは実は総合商社だけでなく、水面下では相当多くの企業側が
賛同しているようです。
長い就職活動は、学業に支障があるというのが表側の理由ですが、
裏の理由は3つあります。
1、良い人材はすでに察しが付いているので、別に2ヶ月もあれば十分採用できる。とくに
教授つながりの理系技術者院生が対象のよう
。
2、そもそも新興国で商売をしようとしている企業としてはこれからは日本人新卒の
採用は最盛期の8割減でよく、残りは中国、インド、アジア、米国、ヨーロッパ
などの英語が堪能かつ、母国語で商売できる人がほしい。
3、企業が長い就職活動を受けていては、コストが余計にかかり、その割にはなかなかいい人材に
あたらず、費用対効果から合わない。
本日はシャープが研究部門ですが、英語の社内公用語化を宣言しました。
これからの新卒は最低限TOEIC600、理想は800で、点数だけでなくコミュニケーション、
プレゼン、交渉、契約ができる即戦力の新卒のみ、採りに行くのでしょう。だって、外国に出れば
英語、母国語に堪能で、かつ、商売に肉食系な人材が山ほどいますから。また、諸外国のほうが
日本よりさらに若年者の失業率は悪く、採用はしやすいのではとも考えているようです。
ユニクロなどを経営するファーストリティングも、先ほどインターンシップであっても中国にいってもらうと社長さんが言っていましたね。もう、日本での商売はいっぱいいっぱいなのです。
円高もあり、どんどん現地法人化
され、そのうち本社も移転でしょうか。諸外国がインフレになって日本がデフレのままでは
円高は進むばかりです。日本電産の社長さんも昨日、為替に影響されない経営をこれからは
していくと、中間決算の場でおっしゃっていましたね。日本電産は絶好調の会社で、
電気自動車やPCのモーターを作っている会社。赤字会社のM&Aでも有名ですべて1年以内に
黒字会社にする、京都本社の会社です。手で便器を洗う研修は有名ですね、あと、一人一人の
蛍光灯に名前とスイッチが付いていることも。
さて、就職協定復活でそれが4年時の8月1日となるなら、
公務員試験受けてからの就職解禁ですから、
これは多くの人が公務員試験受けてからの就職活動ということになるのです。
気が付いていますか?今の二年生の皆さん。三年生も就職浪人や留年すれば
その渦の中です。気を付けてくださいね。
景気の底は2012年。変化が表れるのが2013年でしょうから、
すこーし雇用がよくなるのは2014年からでしょうか。それまで理系さん
なら院にいって、企業に顔が利く教授先生にしっかり指導していただくという手も
あるかもしれません。それよりは即戦力の人材になるほうが早いですね。
とにかくいったんは大底を見ないとこの景気は復活しないでしょうし、
日本はそのなかでも一番重症で、デフレ20年連続、平均年収100万円落ち、
若者の消費離れ、少子化、高齢化、国債などの残高900兆、消費税あげる余地は上にまだ20%ほどあるなど
と、回復は世界の中でも最後のほうでしょう。
本当に日本人でこのことを芯からわかっている20代の人はどれくらいいるのでしょうか。
間に合ううちに自分の人生の手当てをしてくださいね。就職、転職には絶対肉食系じゃないと
とんでもないことになってしまいます。誰もがそんな人生は望まないはずです。
人を応援するにはある程度自分が安定していないとできないものです。
感謝されたくてするわけではないでしょうが、やっぱり人から感謝の言葉を
もらい続ける人生がいいですよね。そんな仕事を獲得してください。
次回は、みなさんが心配している面接のことをお話します。
だって、就職は面接が鬼門ですから。来年の受験生は面接は危なそうと
疑われる人が例年より多数いるようです。すでに、セミナーを開いている企業サイドでは
今年はひどい、昨年よりぜんぜん採れなさそう、という声が出始めています。
これは自分ばかりのせいでなく、ゆとりという教育制度に理由があるようです。
高度経済成長が終わったこの国では、特に若者は普通にやっていたら必ず陽の目を見ない
そんな国になってしまったようです。いい意味で突出したものがないと。それがなんなのか、
考えてみてください。ほかならぬあなたの人生です。公認会計士でも新司法試験でも
合格しても監査法人や法律事務所に就職できなくなってきています。あなたの人生は
あなたが気をつけて、動き出す、気合をいれる、継続して努力する、しかありません。
11月の開講日も近付いてきました。6か月とうとう切ります。来年の試験まで。
今村(EYE)
先着制にするか抽選にするかは、前回の合格者座談会での指摘があり、
悩むところです。なお、今年より回数を2か3に減らすことにしました。
これも同座談会で指摘があり、チューターゼミに出ている人との実力伸長に
差があり、受講生同士の面接練習に後半はやや物足りなさを感じるという事でしたので。
代わりに私なりの応援ができないか、考えているところです。
さて、来年の受験は就職協定復活前の最後の年になるかもしれません。
みなさんもご存じのとおり、企業側、特に総合商社が就職活動の受付を
わずか2ヶ月間に集中するように財界に強く働き掛けています。
これは実は総合商社だけでなく、水面下では相当多くの企業側が
賛同しているようです。
長い就職活動は、学業に支障があるというのが表側の理由ですが、
裏の理由は3つあります。
1、良い人材はすでに察しが付いているので、別に2ヶ月もあれば十分採用できる。とくに
教授つながりの理系技術者院生が対象のよう
。
2、そもそも新興国で商売をしようとしている企業としてはこれからは日本人新卒の
採用は最盛期の8割減でよく、残りは中国、インド、アジア、米国、ヨーロッパ
などの英語が堪能かつ、母国語で商売できる人がほしい。
3、企業が長い就職活動を受けていては、コストが余計にかかり、その割にはなかなかいい人材に
あたらず、費用対効果から合わない。
本日はシャープが研究部門ですが、英語の社内公用語化を宣言しました。
これからの新卒は最低限TOEIC600、理想は800で、点数だけでなくコミュニケーション、
プレゼン、交渉、契約ができる即戦力の新卒のみ、採りに行くのでしょう。だって、外国に出れば
英語、母国語に堪能で、かつ、商売に肉食系な人材が山ほどいますから。また、諸外国のほうが
日本よりさらに若年者の失業率は悪く、採用はしやすいのではとも考えているようです。
ユニクロなどを経営するファーストリティングも、先ほどインターンシップであっても中国にいってもらうと社長さんが言っていましたね。もう、日本での商売はいっぱいいっぱいなのです。
円高もあり、どんどん現地法人化
され、そのうち本社も移転でしょうか。諸外国がインフレになって日本がデフレのままでは
円高は進むばかりです。日本電産の社長さんも昨日、為替に影響されない経営をこれからは
していくと、中間決算の場でおっしゃっていましたね。日本電産は絶好調の会社で、
電気自動車やPCのモーターを作っている会社。赤字会社のM&Aでも有名ですべて1年以内に
黒字会社にする、京都本社の会社です。手で便器を洗う研修は有名ですね、あと、一人一人の
蛍光灯に名前とスイッチが付いていることも。
さて、就職協定復活でそれが4年時の8月1日となるなら、
公務員試験受けてからの就職解禁ですから、
これは多くの人が公務員試験受けてからの就職活動ということになるのです。
気が付いていますか?今の二年生の皆さん。三年生も就職浪人や留年すれば
その渦の中です。気を付けてくださいね。
景気の底は2012年。変化が表れるのが2013年でしょうから、
すこーし雇用がよくなるのは2014年からでしょうか。それまで理系さん
なら院にいって、企業に顔が利く教授先生にしっかり指導していただくという手も
あるかもしれません。それよりは即戦力の人材になるほうが早いですね。
とにかくいったんは大底を見ないとこの景気は復活しないでしょうし、
日本はそのなかでも一番重症で、デフレ20年連続、平均年収100万円落ち、
若者の消費離れ、少子化、高齢化、国債などの残高900兆、消費税あげる余地は上にまだ20%ほどあるなど
と、回復は世界の中でも最後のほうでしょう。
本当に日本人でこのことを芯からわかっている20代の人はどれくらいいるのでしょうか。
間に合ううちに自分の人生の手当てをしてくださいね。就職、転職には絶対肉食系じゃないと
とんでもないことになってしまいます。誰もがそんな人生は望まないはずです。
人を応援するにはある程度自分が安定していないとできないものです。
感謝されたくてするわけではないでしょうが、やっぱり人から感謝の言葉を
もらい続ける人生がいいですよね。そんな仕事を獲得してください。
次回は、みなさんが心配している面接のことをお話します。
だって、就職は面接が鬼門ですから。来年の受験生は面接は危なそうと
疑われる人が例年より多数いるようです。すでに、セミナーを開いている企業サイドでは
今年はひどい、昨年よりぜんぜん採れなさそう、という声が出始めています。
これは自分ばかりのせいでなく、ゆとりという教育制度に理由があるようです。
高度経済成長が終わったこの国では、特に若者は普通にやっていたら必ず陽の目を見ない
そんな国になってしまったようです。いい意味で突出したものがないと。それがなんなのか、
考えてみてください。ほかならぬあなたの人生です。公認会計士でも新司法試験でも
合格しても監査法人や法律事務所に就職できなくなってきています。あなたの人生は
あなたが気をつけて、動き出す、気合をいれる、継続して努力する、しかありません。
11月の開講日も近付いてきました。6か月とうとう切ります。来年の試験まで。
今村(EYE)